2023-01-01から1年間の記事一覧
今年も終わるのでまた10冊選んでやっていきます。 下半期のトピックはなんといっても「鵼の碑」でしょう。サプライズにもほどがある。17年ぶりの最新長編は出版がすでにひとつの事件といってもいい。 しかし目下注目しているのは「仮面ライダーBLACK SUN」な…
「まずは、自分でできることは自分でやってみる。そして、地域や家族で助け合う。その上で、政府がセーフティーネットで守る」 菅氏は14日、新総裁に選出された直後のあいさつで、目指す社会像として重ねて「自助・共助・公助」を掲げ、こう語った。 菅氏…
「映画プリキュアオールスターズF」を見てきました。プリキュアシリーズという女児アニメを牽引し続けているレジェンドクラスのシリーズにおいてもマイルストーンになりうるとんでもない物を見てしまったという実感があり、久々に感想を書かねばならないとい…
本当は仮面ライダーギーツの総括を書きたかったんだけど時間がとれそうもないので小ネタを1つ。 「ギーツ」終盤の鍵を握る概念として、「幸せの総量」なる言葉があったと思うんだけどそれが少なくとも見かけの上では成り立ってないんじゃないの? というだけ…
牙狼 炎の刻印を配信で視聴したので簡単に感想を書いてみる。
国語の教科書が配られると真っ先にページをめくってどんな作品が収録されているのか確認していた皆さんこんにちは!鷹クラーケンです。 いきなりですが、今の高校生は大学入試の制度変更の煽りによって現代文の授業で物語に触れることがとても少なくなったそ…
ついこの間始まった2023年も早くも半分が過ぎ去ろうとしています(過ぎ去りました)。皆さんは有意義な半年を過ごせましたか?私は……私は…… ・終末少女 古野まほろ ・野川 古井由吉 ・俺が公園でペリカンにした話 平山夢明 ・書楼弔堂 待宵 京極夏彦 ・アラ…
「TAR/ター」を見てきました。といっても見てから2週間近く経過しているのですでに記憶は変質してしまっていると思います。 以下あらすじと感想。 リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、ドイツの著名なオーケストラで初の女性首席指揮者に任命され…
傑作でした。例によってネタバレしながらの感想になるので未読の方はご注意ください。以下改行を開けてネタバレがあります。
古野まほろは著作である推理小説シリーズ「天国三部作」の最終刊である「侵略少女」の刊行に寄せて「本作品は極めてオーソドックスなロジック本格だ。だが主観的に述べれば、これはガラパゴス化の枢奥と最果てに到達した、総伏線主義に立脚するフーダニット本格…
先日とあるブログを読んでいると突然「日頃読んでいるブログを自分一人で楽しむんじゃなくて他の人たちにも読んでもらいたいな」という思いが胸に生じました。シェアの概念が生まれた瞬間です。 今回は購読しているブログについて簡単に紹介し、おすすめの記…
公開初日に見に行けたのでまとまりきらない感想をつらつらと書いていきます。思いついたこと並べていくので必然的にネタバレ要素があるのでご注意ください。
昔、バラエティー番組で「人気を等分しているコンビ、トリオはどこだ?」みたいなクイズをやっていてその選択肢の中に東京03もいたし有力候補みたいな扱いだったんだけど、ふたを開けてみれば豊本がまあまあ不人気で豊本の代わりにテレビの前で泣いたことが…
各々の興味関心が少しでも重なり合う場所を見つけようと不器用に話題を探る入学したての大学生が最終的に休らうのは幼い頃の共通の体験スマブラだったりする。心やすくなった学生の中には自分を大きく見せようと「オレは地元では一番スマブラがうまかった」…
半年に一度の当ブログの恒例記事でございます。毎度書き始めるたび「さてこの半年どんな本を読んだかな」と思い返すのですが案外出てこないもので「読書記録を書いておけば良かったな」と後悔を始めてしまいます。日頃記録を怠っている自分を擁護する訳では…