なんとなく手を着けられずにいた9章3節以降のシナリオを攻略し、最新節に追いつけたので備忘録程度に以降のシナリオで気になったことを書く。備忘録なので当然ネタバレ要素はある。
シナリオ周り
レジェ・クシオ
「ヴィータ体で暮らせるように作られた町なので当然ヴァイガルドの町を模倣しています」という合理性がそのまま「飯なんて肉体維持に必要なだけで食えれば同じなんだからレストランなんてないし、食事で金はとらない」という異質さにもつながっているのがベネ。とはいえメギドにもメギド体での好物はあるし、ビルドバロックという享楽の時代があったのだからいつかは食文化が芽生えるだろうなと思う。
芸術組が代表的だが新世代の興味は多様なので戦争による社会維持も厳しくなっているし、ヴィータの感覚をよりどころに社会の基盤を作っていかないとメギドラルが持たなくなってしまうだろう。
ペリビットと呼ばれる唐突な架空のゲーム、役を作る点で麻雀やポーカーに近しい部分があると感じた。「乗る」「降りる」の概念まであるのでポーカーっぽさは更に増すけど悪くすれば役を作るための元手すら手に入れられない点や敗者に与えられるボーナスの存在がかなり独特。PvPに取り入れてほしい気もする*1。
アンチャーター
アンチャーターや大罪同盟の秘密周りの設定がかなり開示され、構図が整理されているのを感じるが前提の知識があやふやなので理解しきれていないのが実情だったりする。
その程度の理解でも母なる白き妖蛆の計画がいかに長期にわたるものかははっきりと認識できたし目標達成の目前まで迫っていることも分かった。
蛆はいわゆる「グレートマザー」を意識した造形にしていることが感じられるので推定ラスボスかなとも思うけどハルマとの因縁もあるしやっぱり何も理解できていない。
アスモデウス
9章3節で立ったリジェネフラグをあっさりへし折る……!
変化するのは未熟だからとの発言に納得しかけてしまったがメギド72のテーゼからすると彼女の発言は明確に偽*2なのでどこかでしっぺ返しが来そう。アスモデウスが戦闘力がある上に戦略的思考にも秀でている大メギドの中の大メギドなのは間違いないのでリジェネに至る具体的な道筋が全く見えない。
もしかするとそれが東方編の一つの山場に……?東方編の時系列が分からない以上これ以上の言及は控えておこう。
ルシファー・ガギゾンのキャラスト
サタンとベルゼブフは本当に仲が良くてだからこそヴィータ体をとったときにヴィータにある「特別な共感性」にもこだわってしまったんだなあ。かつての彼らの関係を思うと悲しくなる。
一方でベリアルとルシファーの会話は古いインターネットの住民には「男女男男女男女」にしか見えなかったしコメディの印象も強いストーリーといえる。人の話を聞けるのは裁定者として間違いなく美質なのにルシファーの場合「流されやすさ」と紙一重のように見える。調停者を名乗るバラムには無い属性で今後ルシファーとバラムが絡んだらいい化学反応が起きそう。
ガギゾンも内在的な目的を持てないブリフォータイプだったのかという発見がある。根本的にヴィータは勿論他のメギドも見下しまくっている性格の悪さが仲間になってもナーフされていなくて安心した。
ステージ攻略
Nの金冠のみゲット。VHもいずれは手を着けたい。
94-4
固定砲台であっさりクリアできた気がする。中火力の攻撃をフォトン運関係なく連発できる固定砲台は重宝している。
95-4
めまいや感電への耐性ががほとんど無いと知れたので予想外にあっけなく勝ててしまった。とはいえ自力のみで攻略法を見いだすのは容易ではなかったと思う。
余談だがめまい要員にはフラウロスを使いがち。初期に引けたメギドだからと言うのもあるがあの粗暴な性格なのにスキルがめまい付与で奥義はフォトン奪取という渋さにギャップを感じる。
96-4
どうやって勝ったんだったか思い出せない。「みんなの攻略」からコピーした編成で勝ったのは覚えている。
97-4
バーサークで戦うように誘導されているので素直に自分にとってのテンプレバーサークパでつっこんで無事勝利。ダゴンがいたらもう少し楽にクリアできた感はあるしおそらくシナリオに合致した名ボス。
98-4
ネクロで戦うように誘導されているので素直に自分にとってのテンプレネクロパでつっこんで無事敗北。ネクロをうまく扱えたためしがない。アスモデウスを全体化して焼き尽くせば終わりそうなことに気づけたので今度こそ勝利。
99-4
とにかく防御力をそのままにしておけないので地割りはマストかと思い破断パーティで挑むことに。覚醒補助のラウムと攻撃力底上げのルキフゲスを酷使してかろうじてクリア。
クリア報告を見ると狂炎で乗り越えた人が多いのでそろそろ狂炎メギドも増えてきたしパーティを組んで再挑戦してみたい。